2014年06月10日

原発事故について考える

きっかけは、動物ボランティア活動で福島県葛尾村を訪問したことでした。
我が家の預かりニャン、銀次くんが保護された村です。

自警団の方のお話を伺っていて、心にずしーんときて、どうしようもない気持ちになったこと。
「村の消滅」

全村民が避難生活を余儀なくされており、自然豊かな村のあちこちにには、除染廃棄物の黒い袋が山積みになっている。
村で生まれ育った方たちは、当然帰りたい。でも若い人たち、子どもがいる人たちは帰れない。
いくら除染作業が進められていっても、結局村に将来はないのだと。

自分が生きてきた基盤を根こそぎ失うということ。
私には、想像するだけで耐え難いレベルで、事は起こっていました。

そして、今更ながら、たくさんの人の人生を奪った原発事故について、考えてみようと思いました。

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読み始めたら止まらなくなり、一気に読みました。後半は、涙なしには読めませんでした。

原発を、日本を守るために必死に戦ってくださった方々の具体的な人間像や、思いなどが丁寧な取材によってリアルに描かれていて、ああ本当にこんな恐ろしいことが、ついこの間すぐそこで起こったんだと、思い知らされました。
生きて、健康で、普通の生活が続けられていることがどれだけありがたいことか。
そしてあの大惨事の中、決死の覚悟で作業を続けてくださった現場の方々のおかげで、今日、私は生きていられるのだと、しみじみ思いました。

終わりの見えない事故の後遺症。これから少しずついろいろな本や資料を読んで、あの日起こったこと、今起こっていることを知りたいと思います。

posted by Mariko at 17:46| Comment(0) | 日記