2015年06月09日

葛尾村に行ってきました(1)

被災動物レスキューRAIFさんが保護してくれた「銀次」を迎えたご縁で、昨年5月より給餌活動に参加している福島県葛尾村。
原発事故により全村避難となっていますが、2016年春に避難指示解除が予定されています。
家を片づけたり、修理したりしているお宅も多いです。

今回も、ぽこさん宅に前泊させていただきました。

ぽこさん宅の隣家の飼い猫、トラちゃん猫
朝の散歩前に立ち寄ってくれました。

お、久しぶりにゃ。
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ん〜〜〜、気持ちいいにゃ。
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さて、葛尾村に入る前のお決まりのコース。

皮膚炎なのか、お尻付近の脱毛と炎症が気になるアカ。
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前より一回り小さくなったみたい。
ウェットを食べさせている隙に、TOKUさんが薬を塗ってくれました。
改善するといいね。


近所のかたがお世話をしてくれているコータロー。尻尾を振ってお出迎え。
てのひらからとはいきませんが、手でおやつをあげられるようになりましたひらめき
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コータローの友達のコケコッコーたち。
比較対象になるものがないけど、かなりでかいです。
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葛尾村に到着したら、まずは自警団にご挨拶。

家猫のようにくつろいでいるこの仔は震災後に生まれたそうです猫
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自警団に居ついている白黒猫どーん!!
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葛尾村のオヤジアイドル、ぢっち猫とても愛嬌のあるお顔立ちです。
口内炎でしたが、柔らかいフードはよく食べるそうで、調子良さそう(^^)
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自然豊かな葛尾村、沢の音が涼やか〜。
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新緑に癒されます。
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が、至る所除染中。
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積みあがるフレコンバッグ。
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除染されて土がむき出しだったところにも、すごい勢いで草が生い茂っていました。
posted by Mariko at 19:02| Comment(0) | ボランティア活動

2015年04月21日

浪江町を訪問しました。

2回目の浪江町訪問でした。
日曜日夕方TOKUさんにピックアップしてもらい、まずは三春町に向かいました。

暗闇に浮かび上がる、満開の滝桜。
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360度あらゆる角度で表情が変わります。
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翌朝、パトロールに出てきたトラさん。
ぽこさんの隣家の飼い猫で、ぽこさん宅の出入り猫をされています^ ^
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トラさん、お忙しいところすみませんm(_ _)m
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いつも葛尾村に行く途中に寄る、コータローのお家。
尻尾をブンブン振って迎えてくれました。
歯が弱いので、柔らかいオヤツをあげるTOKUさん。
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浪江町に入るとポツポツと雨が降り出したので、カッパを着て作業。
雨のせいで除染も休みなのか、すれ違う車はごくわずかでした。

前回まさきちさんが補強してくれた給餌ボックス。
落ちていたので応急処置。
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他はしっかり残っていました!

暗視カメラをセットして、猫が食べに来ているかをチェック。
右の赤いテープで固定したのがカメラ、左の引き出しにフードを入れています。
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もし野生動物しか来ていなければ、給餌をストップします。
タヌキやキツネ、ハクビシンたちには山に帰っていただかなくては。
こうやって、限りある物資とマンパワーを効率よく使えるように皆さん努力されています。

今回初めてイノシシを見ました。
以前は普通に道を歩いていたそうです…
あんなのに家を荒らされたらたまらない。。。

1本の木に3色の花が。
初めてみましたが、何という木かな。
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帰還困難区域や居住制限区域に指定されている浪江町では動物の姿を見ないだけでなく、震災後一度も帰宅されてないだろう荒れ果てた家や集合住宅も多くあり、いたたまれない気持ちになります。
建物の取り壊しが始まっていますし、除染もどんどん進むのでしょう。
今後、町はどう変わっていくのか、気になります。
posted by Mariko at 19:05| Comment(2) | ボランティア活動

2015年03月30日

福島県葛尾村に行ってきました。

1か月半前、雪道用のすべり止めスパイクを長靴に装着して歩いた葛尾村は、ぽかぽかのいいお天気。
春の陽気に誘われてか、動物もたくさん出てきてくれてうれしい♪

今回はTOKUさんと、千葉のMKさんと3人で行ってきました。
いつも長距離の運転お疲れ様でした&ありがとうございました!!


葛尾村に入る手前の都路という地域でひとりお留守番しているコータロー。
半年前のアグレッシブさはどこへやら、少しずつ慣れてくれています。

MKさんの手からおやつを食べる。
MKさんによると、てのひらから食べてくれるようになると触れるそう。
コータロー、あと一歩だね!
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コータローのお友達の、隣家の鶏たち。
おいしいものの匂いを嗅ぎつけたかな。
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いつも出迎え&見送りしてくれていた茶トラくん。(写真は2014年10月のもの)
最近姿を見せず皆心配しています。。。
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近辺では別の茶トラくんが野生動物に襲われたのか亡くなってしまったそう。
自然の厳しい環境のなかで生きるのはたいへんなことですね。

元気そうなふとった三毛ちゃん。今日はやけにスリスリするね。
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ん??
奥から鳴き声がするとおもったら、軒下からキジくんが(^^)
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おやつを少したべたら、もうまったり。
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おじいさんとおばあさんが帰宅中でとっても嬉しそうなトラちゃん。
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養豚場を営んでいたK田さんのお宅でニューフェイス発見。
人からごはんをもらうことを知っているようで、そろりそろりウェットをさし出すとむしゃむしゃ食べ始めました。
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上の子といっしょに現れた綺麗なシャムミックスちゃん。
後ろから見る限り2頭とも女の子。姉妹かな。
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葛尾村では過去にTOKUさんが中心となって大規模なTNR(不幸な命が増えないよう、捕獲し、避妊去勢手術を行い、元にいた場所にリリースする活動。)を何度も行ったそうです。
TNR済みの目印として、耳に桜のはなびらのようなカットを入れています。
上の姉妹と思われる子たちは去年生まれたのかな。TNRされていない子はまだいるのですね。


待ってたよ〜とばかりにオヤツを催促するチョコ&ハク。
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お母さんのケンちゃん。ちょっと痩せた?
オヤツを瞬殺してしまうチョコ&ハクをかわしつつ、離れたところでゆっくりたべます。
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こちらも初顔、個性的な尻尾のシャムミックス。
この子も人からごはんをもらうことを知っているようでした。
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日曜日は除染が休みなので、行き交う車もほとんどなく、村はとても静か。
除染廃棄物が詰まった黒いバッグは確実に増えていましたが、一時帰宅中の住民の皆さんの笑顔や豊かな自然に気持ちがほっこりと安らぎます。

給餌ポイントとしてお宅を提供してくださっている石井食堂さんが、三春町の仮設住宅で営業していると聞いていた私たち。
帰りに石井食堂で何をたべるか、盛りの良いことで有名らしいのでお昼は控えめに、などと朝から盛り上がっていたのですが、日曜日は休みと知って愕然。。。
次回は桜の季節に!
posted by Mariko at 10:46| Comment(0) | ボランティア活動

2015年03月26日

福島県浪江町に行ってきました(3)

津波の被害が酷かった請戸地区に連れて行っていただきました。

ここから海岸に向かって家が立ち並んでいたそうです。
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瓦礫は撤去され、ところどころに大型農機具が残っているだけ。
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慰霊碑。
津波から生き残った人たちがたくさんいたのに、原発事故による緊急避難のため、救助に入ることができず亡くなったかたがたくさんいたそうです。
ニュースや本などで聞いたことはありましたが、実際に現地を見て、言葉にならないほど衝撃をうけました。
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帰り道、富岡町にも立ち寄っていただきました。

駅舎がなくなっている!
黒々と積みあがっているのは除染物質。
右の白い建物は、除染物質を圧縮する設備だそうです。
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2014年6月訪問時の富岡駅。
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津波の破壊力を物語る建物も、撤去されていました。
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富岡駅前の慰霊碑。
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メディアや書籍から情報を得てはいても、百聞は一見にしかず。現地に行って見て感じることは、今まで見聞きして感じたこととは全くちがいました。
このような機会を得られたことを有り難く思います。
今後も動物たちを見守る活動をつうじて、今自分ができることを考え、コツコツ実践していきたいと思います。

posted by Mariko at 00:30| Comment(0) | ボランティア活動

2015年03月24日

福島県浪江町に行ってきました(2)

給餌活動をしながら、あちこち案内していただきました。
お天気にはめぐまれましたが、ものすごい強風!

浪江駅。
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駅のホーム。
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駅舎の壁には大堀相馬焼のタイル。
相馬野馬追(そうまのまおい)という伝統的なお祭りがあるそうです。
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「安心して暮らせるやさしいまち」の看板横には、落下した街灯。
これ、かなりの大きさです。
ここは海岸から離れているので津波の被害ではなく、地震の被害のようです。
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人気がなく閑散とした駅前通り。
ときどき工事関係の車とすれ違うくらいで、人一人いません。
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駅前の新聞屋で、仕分けされたままの新聞。
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配達されなかった、2011年3月12日付の新聞。
「原子炉建屋で爆発、放射性物質拡散」の文字。
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買おうとしたところで、避難しなければならなくなったのでしょうか。
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古くて倒壊の危険がある建物は取り壊されていきます。
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4年前に時が止まったままの町。
建物が撤去され、町の姿もどんどん変わっていくのかな。
ここに確かに人間の営みがあったのだと思うと、胸が締め付けられる思いがします。

続く。
posted by Mariko at 23:44| Comment(0) | ボランティア活動